社会人は「答え」より「問い」が重要視される!?『課題設定力』を身につけるポイントとは

    スキルを磨く

    あなたの「問いかけ」に、どれだけの価値がありますか?

    フランスの哲学ヴォルテールは言いました。

    「人は、その答えではなく、むしろ問いによって判断せよ」

    実際、社会人となり働く中では、「正解」を答える能力はあまり求められていません。なぜなら仕事における課題には「答えがない」方が圧倒的に多いからです。

    さらにいうならば「このプロジェクトにおける課題は何か」ということ自分で考えで、その上で行動計画(アクションプラン)を練っていかなければいけません。

    つまり、「課題設定力」が求められるのです。

    課題設定とは、「現状」と「あるべき姿」を正確に把握し、「現状」を「あるべき姿」になることを阻む優先順位の高い「問題」を見極め、「現状」を「あるべき姿」に近づける方法を考えること。


    清水 久三子/「プロの課題設定力]

    課題設定能力はどのようにして伸ばしていけばよいでしょうか?

    自分で考える習慣をつける

    まずは、様々な情報や社会問題、身の回りで起こっていることに対して疑問を持ち、「課題は何か」を考える習慣をもつことからスタートしましょう。

    今や情報シャワーと言われるほどの情報が降り注ぐ中、一切疑問も感じないまま流している方も多いはずです。

    「このニュースの真の問題はコメンテーターの言っていることだけだろうか?」

    「テレビで言われている政策・方法で本当に解決するのだろうか?」

    「本当に解決するべき焦点を当てる部分はそこでいいのか?」

    といった具合です。

    さらに下記のポイントで考えることで、課題設定力に必要な「視方(みかた)」を養うことができます。

    誰にとっての課題か、を考える

    課題を考える時に、ついつい自分目線から考えてしまうことがあります。

    例えば、部活・サークルなどでのミーティングの時。

    自分が知っている「現状」、自分が思う「ゴール・理想の状態」などから考えてしまいがちです。

    「誰にとっての課題なのか」

    「このプロジェクトは誰を満足させるためのものか」

    この視点を意識することで、社会人になった時に、あなたに仕事を依頼した上司、顧客に役立つ課題設定ができるようになっていくでしょう。

    長期的な期間で課題を考えみる

    例えばあなたが、所属するサークルの広報となり、SNSの更新を担当することになったします。『フォロワー数を増やす』という課題をどのくらいの期間で考えるでしょうか?

    1ヶ月後? 1年後? どちらが正解というわけではないですが、それぞれで戦略が変わってきます。1ヶ月では成果が出ないけど、1年後には大きな効果がでるかもしれない方法、というものがあるからです。

    課題設定力のためには長期的な視野を養うことは大切です。

    他人の意見や考えを聞いてみる

    このような日々の思考訓練を習慣づけることは非常に大切ですが、それだけで終わってしまっては効果は半減です。

    自分自身の課題設定、課題認識が本当に正しいのかどうか、ポイントがずれていないかどうか、まだ他の人はどのように考えているのかを友だちなどと一緒に確認してみることも重要です。

    他人の課題設定の視点も学ぶこと、自分の課題設定に対してフィードバックをもらうこと。これが実際に課題設定能力を磨くための日々の鍛錬になってきます。

    自分の考えを記録に残す

    どのようなジャンルの課題なのか、どのような課題が潜んでいるのか自分の考えを記録ていおくことも大切です。

    綺麗にに書く必要はなく、メモレベルでもよいでしょう。

    ある日のうちに課題設定をした内容が、数日後に見返したときに実は違う所に課題があったのではないか、本当の課題はここにあるのではないかと新たな発見を得られることがあります。

    実際にこのような訓練をしていけば物事の見方が変わり、新たな課題設定ができる場合もあります

    そして自分自身の成長につながっていると実感できるきっかけともなります。

    解決策できる「行動」を考えてみる

    課題設定力には「課題は何か」を考える力だけでなく「どうすればいいか」を考える力を身につけなければなりません。

    解決策は実行できなければ意味がありません。

    「何を」「誰が」「どうやって」やるのか実行可能なアクションプランは考えてみましょう

    またアクションプランは1つではなく、複数準備していくことも大事です。課題設定から解決策を導き出すための能力が育まれていくでしょう。

    そしてこの自分なりのソリューション・解決策も周囲の友人達と議論をしてみることでさらに新たな発見があるかもしれません。

    まとめ

    仕事というのは多くの場合、だれかの課題を解決することにつながってています。だからこそそ「課題設定能力」はこれから社会人になる皆さんにとって非常に大切な能力です。

    また課題設定力を育てることによって、自分自身の課題によりよい方策を見つけられるようになるでしょう。

    すぐに身に付く能力ではないからこと、日常のなかで意識していきたいですね。

    [参考文献]

    Recomended by New Me

    ビジネスにおける課題設定力について書かれていますが、専門的な擁護などは少なく学生でも理解しやすい内容です。

    課題設定に必要なものごとの視方(みかた)についていても詳しく書かれていますし、インプット・アウトプット・ロジカルシンキングの解説などもあります。

    課題解決のための一連の思考をわかりやすく網羅している一冊です。

    [ 課題"解決”についての記事]

    [ 課題"発見”についての記事]

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