相手を不快な気持ちにさせず、反対意見をうまく伝える方法

    スキルを磨く

    良好なコミュニケーションとは、お互いにとって気持ちの良いものです。だからといって、相手の言うことになんでも賛同していては議論は深まりません。

    サークル・部活などのミーティング、アルバイトやインターンなど仕事の場では反対意見・相手とは違う自分の意見を言う必要も出てきます。

    授業、そして就職活動ではディベートやグループディスカッションを行う場合もありますよね。

    伝え方を失敗すると人間関係が気まずくなることもあります。逆に伝え方を工夫することで円滑な人間関係を築くことができます。

    相手の意見に賛同できないとき、どのように伝えたらうまく行くのでしょうか?

    反対・批判は悪いこと?

    まず、反対すること自体は悪いことではありません。それどころかとても重要な行為のです。

    さまざまな課題に対して方策やアイディアを考える時には、物事の一面だけで捉えるのではなく、いろんな視点から見たり考えたりすることが重要です。

    相手の意見に反対するとは、別に相手のことを否定しているわけではなく、反対側の視点からの考えを示しているのです。

    物事を深く考えるためにも、反対意見は述べていきたいですね。相手を嫌な気分にさせず、しかし意見はきちんと伝えるためのコツをご紹介します。

    意見が異なる人を悪く思わない

    自分の意見と異なる意見を持っていると、敵対していると錯覚してしまいがちです。自分では自覚してしなくても、ついつい口調が厳しくなったり、トゲのある言い方をしてしまい空気が悪くなってしまうことがあります。

    まずは意見と、発言している人・人格を切り離して考えましょう。

    相手が攻撃的な姿勢を見せることもあるかもしれません。その時も自分は冷静でいるように心がけましょう。「嫌なことがあったのかな?」とか、「この人は自分の意見に反対されることが怖いんだな」と思っておけばいいでしょう。くれぐれも攻撃的な姿勢を真に受けないことです。

    相手に敬意と誠実さをもって接していれば、きっと相手の態度も変わるはずです。

    反対意見を言う=相手の意見を否定する、ではない

    やわらかい言葉で「否定されている」と感じさせない

    議論において、正解が1つではないケースは多々あります。ですから相手の意見を否定してところで、自分の意見の正当性を裏付けるわけではありません。

    でも相手の意見が間違っているな、と思う場面や指摘せざるを得ない場面もあるでしょう。

    そう言う時は

    • 直接的な否定を避ける
    • できるだけ柔らかい言葉を使う

    ことを意識してみてください。

    たとえば

    あなたの意見は非常識です

    ではなく

    それは面白いアイディアですね

    といった感じです。

    他にも

    全く同意できません

    ではなく

    今の段階では賛成できません

    そのアイディアがいいのか悪いのか、今私にはわかりません。もう少し〇〇について説明してください

     など、相手の意見を断定的に否定せず、さらに意見や説明を求めるのがよいでしょう・

    強い表現は使わず、「私は〜」と伝える

    どうしても意見に反対しなければいけない時でも、強い否定や、発言者の人格を否定するような言葉では、あなたの印象を下げかねません。

    「(そんな考え方は)ありえない」

    「(そんなこと言うなんて)信じられない・理解できない」などの強い表現は避けましょう。

    こうした発言を防ぐためにも、「あなたは、あなたの意見は〜〜」という「相手」を主語ににせず「私は〜〜と思う」と「自分」を主語に話すように心がけましょう。

    「私には考え及ばない意見です」

    「今はまだ理解できない部分があります」などと「私は〜と伝えることで少し柔らかく伝えることができます。

    自分の意見も、相手の意見も公平に扱う

    自分の意見はプラス面、マイナス面の両方伝える

    多くの人は自分の意見を話す時「いかに自分の意見が良いものか」という良い点だけを伝えがちです。

    私の意見は〜〜です。なぜなら、今△△△の必要性がすごくあるので〇〇のメリットがあると思うからです。また長期的に見れば、□□□という効果も期待できます。

    このような感じで、自らマイナス面を伝えることはあまりありません。

    ですが、あらかじめ自分の意見・提案のマイナス面を伝えておくほうが、相手からの反論が出にくくなります。

    私の提案は、〜〜です。そのプラス面は、△△△△です。一方マイナス面として、▲▲▲も考えられます。その策として□□□ができると思います。

    自分の意見を通そうとするあまり、いい面しか話さない人と、きちんとマイナス面もあらかじめ伝えてくれる人、後者の方が正直で信頼できるような気がしませんか?

    結果としてその好印象が、相手が気持ちよく意見を受け入れてくれることに繋がるのです。

    相手の主張の良い面を認める

    相手の意見に対するコメントでも同様のことが言えます。自分の主張を通したいがために反対の立場の人の話を全否定したり、相手の意見の悪点をたくさん挙げたくなってしまうことはありますよね。

    あなたの主張には反対です! 〜〜には●●●というデメリットがあるし、▲▲というリスクもあります。なのであなたの意見には賛成できません

    たとえこの発言が正論であったとしても、言われたほうは良い気分がしませんね。

    まずは相手の意見の良い点を伝え、その後に「あえて言うなら」という感じで反対したい確信部分について伝えてみましょう。

    あなたの意見では○○○というメリットが考えられるのですね!私にはなかった視点です。ただ、それには▲▲というデメリットもあるように感じられるのですが、どのように思われますか?

    相手の主張の一部を認めることで、相手も否定されているんだ、とムキになることが防げます。また信頼感が生まれるので、素直に意見を受け入れてもらえやすくなります。

    人」と「意見」を分けた誠意ある態度が重要

    相手を不快にさせず、反対意見を伝えるコツは

    • 否定しすぎず、相手の気持ちを思いやる
    • 自分の意見も相手の意見も、プラス面とマイナス面の両方を見る

    ということです。

    議論というのは勝ち負けではなく、「よりよい解決策を探るため」に行われていることが多いです。そのことを忘れずに、お互いに気持ちよく議論を深めたいですね。

    おすすめ関連書籍

    Recomended by New Me

    PICK UP

    New MeのSNSをフォロー

    月間ランキング

    1. 1

      考えが〈浅い〉人と〈深い〉人の違い。クリティカルな思考とは。

    2. 2

      第一志望の最終面接で不採用に。絶望からの就職活動。

    3. 3

      大学生のうちに磨いておきたい「課題発見力」に必要な考え方。

    4. 4

      相手を不快な気持ちにさせず、反対意見をうまく伝える方法

    5. 5

      柔軟な価値観を養うために大事な、『他人の考えを知る』という行為のポイント

    6. 6

      大学生が朝活を習慣化するメリットと継続のコツ

    7. 7

      「問題解決能力」を成長させられる人が持つ習慣とは

    8. 8

      クリエイティブな人になろう。大学生が「創造力」を鍛える方法とは。

    9. 9

      接客業のアルバイトが社会性を育てる理由5選

    10. 10

      『自分一人じゃ、できないからこそ』学生団体の代表でもある袖浦くんが、挑戦を重ねる原動力とは

    おすすめ記事

    1. 読書の秋!Kindle 10 月「月替わりセール」のおすすめ本18冊

    2. [後編]社会人200人に、”学生時代に「もっとやっておけば良かった」と後悔していること”を聞いてみた!!

    3. 「器用になれないなぁ」と悩んでいる大学生におすすめのマンガ3選

    4. Kindle9 月「月替わりセール」のおすすめ本

    5. 「普通」というレールから外れたあの日。その中で私が得たもの。

    TOP