大学生のうちに磨いておきたい「課題発見力」に必要な考え方。

    スキルを磨く

    「課題発見力」とは「現状を分析し目的や課題を明らかにする力」と定義づけされます。

    今現在発生している問題を解決するととに関しては、問題自体は明らかになっているので、解決策を煉ればよいことになりますね。
    しかし、「課題発見力」に求められるスキルには「まだ発生していない潜在的な問題」を見抜く力が必要です。

    社会人になった際の職場はもちろんのこと、大学時代のサークル活動やアルバイト、最終的には自分自身のことについても求められる重要な能力です。

    何事もなく日常的に仕事やタスク流れていくうちは問題が表面化していないので「現状で何も問題はない。これで良し」と安心してしまいがちですよね。しかし、「課題発見力」を持っている人ならそうは考えません。

    「今の状況がずっと続くわけがない」「もっと効率の良い方法があるはずだ」という視点を持っているのです。

    平和な日常からはとてもこのような切り口でモノを考えるのは困難かもしれませんが大切な危機管理能力の一つです。ではどのように「課題発見力」を身につけ、鍛えていけばよいのでしょうか?

    今ある前提や思い込み全て”無いもの”として考える

    人というものは「いつも通り」で考えてしまう生き物です。。安定した状態を変えることを好みません。

    しかしそれは今ある現状の環境や条件がこの先もずっとあれば、の話ですよね。

    たとえば、最近ではコロナの影響で、以下のような変化がおきました。

    • 大学は全てオンライン授業
    • 海外旅行が非常に困難に
    • オンライン就活の活発化

    こんなことが起こるなんて少なくとも2019年までは誰も予想していなかったでしょう。そして今後だって、ずっと「いつも通り」が続くとは限りません。

    ウイルスの脅威だけではなく、科学の進歩によって今まで生活が一気に変化することがあります。

    これは、ビジネスの世界でも同じことが言えます。

    例えば、今のお客様がずっと自分たちの会社の顧客でいるという保証は本当にあるのでしょうか。ある時突然何かがきっかけで顧客が全部離れていくかもしれない。そのきっかけになりそうなことを想定しておくことが「課題発見力」なのです。

    課題発見力があれば「いつも通り」の何事も起こらないうちから、手を打つことができます。

    • 「お客様が離れていくとしたら何が原因だろう?」を考えて予防する
    • 簡単にお客様が離れていかないよう、ファンを増やすような方策をとる
    • ある程度の顧客離れを想定して新規のお客様の獲得も平行して行う

    どういった状態が理想なのかを描いてみる

    社会人にとっての「課題発見力」に必要不可欠なもう一つの要素は「どういった状態が理想なのか、目標は何なのか」を常に頭の隅に置いておくということです。

    目の前の雑務に追われていたのでは現状から何も変わりません。どんな業務であれ「仕事」とはは少し未来のあるべき理想の姿が的確に描かれていなければならないのです。

    その理想と現実を照らし合わせ、今足りないものはなんなのかを発見する力が「課題発見力」ということです。

    例えば、コロナ禍で旅館業の方々が生き残りをかけて様々な企画をされています。

    • 料亭の味を売りにしていた旅館で仕出し弁当の配達を始める
    • リモートワークで自宅でない場所を確保するためのスペースを提供する、泊まりではないプランを作る
    • ワーケーションを兼ねて風光明媚な場所のリゾートホテルをリモートワークの場所としてPR

    これらはいずれも「リモートワークの実現+自宅から離れたリラックス効果」という理想を実現したプランです。

    今まで通りのサービスだけでなく、もっと顧客に提供できるサービスはないか、そういったあるべき理想から現状の課題を発見するスキルはどのような会社でも企画の要となりうるレベルの高い仕事といえます。

    批判だけでなく解決の実行方法も考えてみる

    平和的に稼働しているときに何も問題意識を持たず(少なくとも新しい提案は何もせず)、問題が起こってから「こんなことになるんじゃないかと思っていた」などとぼやく人がいますね。

    いわゆる分析だけはするけれど解決の立案まで提案するに至らないタイプです。

    「課題発見力」のスキルは批判だけで終わるものではありません。

    「今ある前提が全部”なし”になったら」

    「理想のあるべき姿は何なのか」

    「もっとよくなるためには」

    この視点をいつも持ち続けるためには社会情勢に敏感なアンテナをはっておくこと、専門家の意見を聞く、などの情報収集能力が必要です。

    そして、少し先の未来や理想が見えてきたら次に現状で何を変えるべきか、問題解決方法を立案します。

    解決方法は、実行するのが難しいことや、他人頼みの方法では意味がありません。

    自分たちで実行可能な計画「アクションプラン」を立てましょう。

    例えばサークルなどのそきやアルバイト先のようなところでは、大きな企画や運営は一人の力で動くものではありません。

    その場合は、まずは友人や先輩とこういったことで意見を共有化して一緒に問題意識を持つということが第一歩でしょう。

    まとめ

    「課題発見力」とは

    • 今まで通り、を疑う
    • 理想の状態までに必要なものを探す
    • だめな部分だけでなく解決のための実行策(アクションプラン)も考える

    ことができる能力と言えるでしょう。

    社会人になって発揮される”企画力”はこういった「課題発見力」のレベルに左右されるといっても過言ではありません。
    まずは自分自身の身近なことから課題を発見してみましょう。

    [問題解決力について]

    [課題発見力に関するおすすめ本]

    Recomended by New Me

    課題発見力の理論ではなく「本当の問題とは何か?」「誰の問題なのか?」などを考えされせらる本です。例え話が多く、難しく考えずに読めるおすすめの本です。

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